お風呂で楽しむアロマ!効果的で正しい使い方とおすすめの使い方

暮らしの中での実践方法

精油には、香りを楽しむだけではなく、トリートメント、アロマバス、リンスの材料にするなど、毎日の暮らしの中で簡単に楽しめる利用法があります。

生活シーンや目的に合わせて選びましょう。

お風呂で楽しむアロマ

入浴

精油の香りを鼻から吸入するとともに、香りの成分(芳香成分)のよりよい働きを、肌から浸透させることができるのが「アロマバス」です。

浴室は、密閉された空間ですので、効率よく、芳香浴が楽しめます。

日本では、五月五日の子供の日に「菖蒲(しょうぶ)湯」に入る習慣が古来からあるのはご存知ですか?

これは、菖蒲の抗菌効果・血行促進効果などを身体に取り入れようと考えられたもの。

古代ギリシャ、ローマ、エジプトなどでも、ラベンダーなどの芳香植物を使ってお風呂に入っていたそうです。

肌を清潔にするというだけでなく、お風呂に香りを加えることで、リラックスの時間としての「暮らしを楽しむアイテム」としてぜひ取り入れていただきたいですね。

精油は、お湯には溶けないので、たくさん入れるのは禁物です。

また、原液をそのまま入れるのではなく、乳化剤(バスオイル)や岩塩に混ぜて使いましょう

リラックスしたいときには、リラックス効果のある精油を、そしてお湯の温度はぬるめの温度を。

スッキリとした気分になりたいときは、リフレッシュ効果のある精油を、そして少し熱めのお湯に短時間で入りましょう。

キッズが風邪気味の時、お風呂に入れないとき、気分転換をしたい時などは、手浴(ハンドバス)足浴(フットバス)もおすすめです。

洗面器に気持ちいいと思える温度のお湯を張り、精油を1滴落とし、よくかき混ぜてから10分ほどつかります

これだけでも、皮膚から芳香成分が身体に取り入れられ、身体も心もすっきりとさせてくれますよ。

トリートメント

キッズとの生活は楽しいけれど、身体が疲れ切ってしまうこともたびたび。

そんな時、筋肉の緊張をほぐしリラックスさせてくれるトリートメントがおすすめです。

これに、精油の心地よい香りがプラスされると、よりリラックス効果が高まるのをご存知でしょうか。

また、精油を使用することで、皮膚を通して芳香成分が身体に浸透し、血行を促したりお肌を滑らかにしたり、リンパ液の流れをスムーズにする働きなども期待できます。

精油は大変濃度が高く、そのまま直接肌に使うことは出来ません。

そこで、キャリアオイルという植物オイルで希釈して使用します。

キャリアオイルで薄めることで、高濃度の精油の刺激が抑えられ、肌に浸透しやすくなります。

スキンタッチには、痛みを癒したり、心を落ちつかせる作用があります。

ママの手の優しいタッチのトリートメントは、キッズの心を落ち着かせ安心感を与え、心の絆を深めてくれる、とても素敵なアイテムです。

1歳未満の赤ちゃんには、精油は必要ありません

キャリアオイルだけで、優しくトリートメントしてあげてくださいね。

スキンケア

精油のもつ素晴らしい力は、古代からお肌のお手入れにも利用されています。

中でも、美肌効果は広く知られています。

ハンガリーの女王エリザベート1世の「若返りの水」(ハンガリーウォータ)のお話はご存知でしょうか。

彼女が70歳の時にローズマリーやペパーミントなどハーブを漬けこんだこの「若返りの水」で若さを取り戻し、ポーランドの国王から求婚されたというお話です。

精油には、収斂作用保湿作用老化を防ぐ抗酸化作用などに加えて、心と身体をリラックスさせる効果もあります。

その結果、血行が促進され新陳代謝が活発になり、毎日の食事で体内に取り入れられた栄養素や、運動で取り入れられた酸素が充分に細胞に運ばれるという相乗効果が期待できます。

手作りの化粧品ならではの良いところは、自分の好きな香りが使えるというところ。

好きな香りは、最高のリラックスを生みだします。

また、防腐剤や添加物を使用しないので安心ですね。

ママのお肌のお手入れだけではなく、精油の働きを知ることで、キッズのお肌のトラブルにも、お肌の状態に合わせて上手に対応できることが増えていきます。

なるべくお薬に頼りたくないと思っているママとしては、心強いですよね。

手作りローションだけではなく、フェイシャルスチーム、クレイパック、手練りせっけん、シャンプーなども精油をもとに作ることができますよ。

お肌のトラブル対策や、お肌を内面から美しくしてくれる精油の働きは、ママとキッズの心強い味方です。

芳香浴

たくさんの花の香りに包まれると幸せな気分になったり、森の中を歩いたらすがすがしい気持ちになったり、といった効果を精油で実感できるのが芳香浴の特徴です。

ママとキッズが安全に芳香浴を楽しむには、器具を使わず、ハンカチやティッシュペーパーに1~2滴をおとして使う方法がおすすめ。

レモンやスイートオレンジをハンカチに一滴落として、お部屋のテーブルにおいておくだけで、気分転換に役立ちます。

華やかな気分になりたいときは、パルマローザやゼラニウムを!

ウキウキした気分になり、これからの季節にはぴったりのお花のような香りです。

お部屋の中だけではなく、お出かけ先でも気軽に使える方法ですので、キッズの好きな香りをハンカチに落として、気持ちの切り替えなどにも使ってくださいね。

我が家の子供たちは車酔いが酷かったのですが、ペパーミントを一滴だけ(ここがポイントです!!)ハンカチに落として、車の中に置いていたところ、車酔いをすることが少しずつ少なくなり、大変助かりました。ただし、ペパーミントは使いすぎると弊害の多い精油ですので、1滴だけというのがお約束です。

また、ご主人の二日酔いには、ジュニパーという精油がおすすめですよ!!

他にはディフューザーやオイルウォーマーを使う方法もあります。ただ、電気を使うものでコードなどがキッズたちの遊びの邪魔になることもありますので、安全面にはお気をつけになってください。

ディフューザーは、最近雑貨屋さんなどでも見かけますよね。

可愛くライトアップでき、精油を細かい微粒子に変え拡散するものもたくさん販売されています。安全に気を付けながら、キッズと香りを楽しんでいただけたらと思います。

今日の香りのポイント!

香西先生
好きな香りをまず愉しむことがアロマテラピーの基本です

【参考文献】初めてのアロマテラピー 監修 佐々木薫)

3+

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この記事を書いた人
香西慶子
香西慶子アロマテラピスト
「KOZAism」代表。
母親のがん治療をきっかけに、自分らしいライフスタイルが送れ、さらに自然治癒力も高めることのできるアロマテラピーに魅了され、メディカルアロマテラピーの世界に入る。
季節に合わせて、身体や心の不調に働きかける香りをテーマにした「香り立つ暮らしのレッスン」は約20年間のスクール運営の中でも一番人気のレッスン。20年間続けて通っている方もいるほど。また60種類の香りから心身のお悩みや改善方法を導き出す「香りの保健室」も人気のメニュー。
現在は、神戸、芦屋、西宮、名古屋、岡山の各地に拠点を構え、香りに寄り添うライフスタイル、そして今までに自らが経験したアロマテラピーの魅力を伝え続けている。
中学生向けの「香育授業」、PTAの香りのレッスン、サロンへのアロマテラピー導入支援、従業員へのアロマ教育、福利厚生としてのアロマレッスン、教員対象のリラックス講座なども手掛け、女性誌「HERS(ハーズ)」、アロマテラピー雑誌「セラピスト」、地域のケーブルテレビ等メディアでも活動が取り上げられる。

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