子供の叱り方で成長が激変!知っておきたいベストな「伝え方」!

「幼少期の子育てが大切」というフレーズ、子育てに勤しむお母さんなら一度は耳にされたことがあるでしょう。
今回、実際にある子育てのシーンで、子どもに接する際のベストな方法について、子育てのスペシャリストとして活躍されていらっしゃる選択理論心理士の地當亜希子さんに、お話をお伺いしました。

プロフィール

地當亜希子さん
Verita(ヴェリータ)代表。
選択理論心理士で保育士、幼稚園教論としての顔を持つほか、子育てや他人とのコミュニケーションをテーマとし、組織のしくみづくりとしても成果を生み出す。
私立高校「ビジネスコミュニケーション」授業の外部講師、スクールカウンセラー、その他職員研修、保育園コンサルティング、子育て講座、メンタルヘルス再就職支援、企業セミナー講師をしている。女性誌「STORY」,新聞等メディアでも活動が取り上げられる。
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イヤイヤ期の子どもへの接し方

Q1 まったく言うことを聞いてくれないイヤイヤ期の子どもには、どう接すればいい?

感情を伝えたいけど、上手に伝えられずに「イヤ〜!」と泣き続けるイヤイヤ期の子ども。
そんな反応を前に、何をイヤがっているのか、どう対応すればいいのかわからずに悩んでいるお父さんお母さんは多いことでしょう。

「何がイヤなの? 言ってくれなきゃわからないよ」と問いただしているお母さんを見かけることがありますが、これは逆効果。
なぜならば、この時期は子ども自身もその理由を説明できないからです。

イヤイヤ期の子どもが「イヤ〜!」と泣きわめいたときは、「そうだね〜、イヤなんだね。わかるわかる」と、子どもに寄り添ってみましょう。


子どもたちは「イヤなこと」そのものにこだわっているわけではないので、大事なのは、お父さんとお母さんが「あなたの味方よ」という姿勢を最大限表現することなのです。
そうすると子どもは、「お父さんやお母さんは自分のことをわかってくれている」と感じ、驚くほどあっさりと落ち着くことができます。

また、何でも自分でやってみたい気持ちが強く出る時期でもあるので、子どもを観察して「できること」は見守り、まだ「できないこと」は「お母さん手伝ってもいい?」と、声をかけてからサポートしてあげてください。

このときの関わり合い方がその後の自立心に影響してくるので、より良い方法で接してあげてくださいね。

集中力が途切れやすい時の対策

Q2 ごはんの途中でも遊び始めてしまうなど、集中力が途切れやすいわが子。解決策はあるのでしょうか?

食事の最中、他のことに気が向いてしまい、食べることに集中してくれない……外でもよく見かけますし、よくご相談を受けます。

まずご両親が取り組まなければいけないのは、食事の際にオモチャやテレビなど、気になるものが子どもの視界に入らないようにすること です。
視界に気になるものがあれば、集中できないのは当然のこと。

子どもの座る方向を何もない壁に向けたり、棚に目隠しの布をしたりと工夫できます。
一番は、叱っているお母さんでなく、美味しそうに食事をするお母さんが目の前にいること。そのお母さんが声をかけてくれると「食事って楽しいもの」と認識され、ちゃんと食事に集中してくれるようになります。

それと、食事のときもそうでないときも、イスに座る際は、足がプラプラとせず、しっかり床に足がついて踏ん張れるよう、台などを置いて調節してあげましょう。
食べ物を噛む力もつきますし、集中力を高めるうえで重要なポイントとなります。
ぜひ試してみてください。

ベストな「伝え方」って?

Q3 「伝え方」が子どもの成長に影響すると言うけど、ベストな方法ってあるの?

「伝える」ことは、子どもを教育するうえでとても大切な事です。
でも、そのときどきの伝え方(叱ることも含む)によって子どもの育ち方も変わってきてしまいます。

もっともNGなのは、お母さんが感情的に怒ってしまうこと。
「なにやってるの! ダメでしょ!」といった抽象的な怒り方では、子どもは「何が悪いことなのか?」「どうすればいいのか」がわからないままなので、消化不良になりその後の理解力向上の妨げとなります。

「ダメ」という否定語は、子どもにとってとても解りにくい言葉なんです。
「◯◯する」という肯定的な具体的な言葉は解りやすく、よい行動に結びつきやすいです。
「こっちで遊ぶのはいいよ」「ありさんみたいな声で話したらいいみたい」

と、子どもがちゃんと理解できるよう伝えてあげましょう。納得できれば、子どもは同じことを繰り返したりはしません。

むやみやたらに怒ることも良くありません。
レストランなどで子どもが水をこぼしてしまい、その途端に怒ってしまうお母さんを見かけることがよくありますが、これも伝え方が大事。

もし子どもが水をこぼしたりしたら、決して感情的に怒ったりせず、自分で拭き取るよう促しましょう。

大人だって失敗することはあります。
それを「子どもだから」と言ってしまっては理不尽ですし、「なんで自分だけ怒られるんだろう」と子ども自身が不信感を抱いてしまうこともあるでしょう。
ひいてはそれが親子の信頼関係にも影響してくるのです。

大切なのは、やってしまったことに一喜一憂するのではなく、その後どうするか、また同じことをしてしまわないための「改善」に目を向けること。
そうする方が、同じことを繰り返さなくなるでしょう。

失敗したことを咎めるのではなく、自分でリカバリーできる環境を整えてあげること
そうすれば、次に同じような状況に遭遇したとき、子どもは自分で注意深く対応するようになりますよ。

たくさん話しかけてあげましょう!

乳児の頃からたくさんの『大丈夫』という愛情を注いであげることで、豊かな心を持つ人間に育ちます

まだ言葉も発することができない乳児とのコミュニケーションで実践していただきたいのが、たくさん話しかけてあげること です。
言葉は理解できないけれども、「自分に関心を持って、大切にしてくれている」というのは本能的に理解しています。
それだけで子どもは愛を感じているんです。

子どもを心豊かに育てるうえで重要なのは、母親自身が満たされているかどうか
いつもカリカリと気が立っている親御さんだと、子どもは萎縮してしまい、常に親の顔色をうかがうようになってしまいます。

子どもの可能性を信頼し、大きな心で受け止めてあげるには、まずはお母さんが心穏やかに過ごせる方法を見つけてください。
それが親子の信頼関係を強くし、円滑なコミュニケーションとともにすくすくと育ってくれることにつながっていくのです。


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この記事を書いた人
地當亜希子
地當亜希子専門家
Verita(ヴェリータ)代表。
選択理論心理士で保育士、幼稚園教論としての顔を持つほか、子育てや他人とのコミュニケーションをテーマとし、組織のしくみづくりとしても成果を生み出す。
私立高校「ビジネスコミュニケーション」授業の外部講師、スクールカウンセラー、その他職員研修、保育園コンサルティング、子育て講座、メンタルヘルス再就職支援、企業セミナー講師をしている。女性雑誌「STORY」,新聞等メディアでも活動が取り上げられる。

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